ローカルマーケティング

地方のマーケティング・産直食品通販広告制作者の備忘録

ローカルヒットは「ピンキリのピンを作る」

モノ不足ではない時代

新しく参入する場合や拡販する場合、

新商品を作る場合など、

新しい売上を獲りに行く場合には、

たまたま出来たものをただ単に売るだけでは、

殆どが商売としては成り立たないし続かない。

 

よくあるアイデア出しをして、

何万個アイデアを出してもそれは同じで、

時にはそのアイデア出しにエネルギーと時間をとられて、

やってみなければわからないからとチャレンジして、

結局失敗に終わる。

頭の体操には役には立つかもしれないが、

ビジネスの世界では殆ど役に立たない。

すでにその世界では法則化された事を、

見事になぞって法則通り前例通り失敗する。

それは単に勉強不足と情報不足が原因です。

 

地方の中小業者で何がヒットするのか?

どうすれば売れるものが作れるのか?

それはユーザーが欲しいと思うモノ

このマーケティングの大原則がわかっていれば、

使えないアイデアだとすぐにわかるはず。

 

質問1:どんなモノをいくらで売るの?

質問2:客は誰?どうやってその客と接触するの?

質問3:どれくらい売るの?

 

大抵はこの3つを質問すると判断できます。

この3つの整合性が出来ていないビジネスプランは失敗する確率が高い。

 

地方の中小事業者は、

質問1のどんなモノという商品から入るケースが比較的多く、

その場合、質問2の客が見えておらず、

質問3のどれくらい売るかもわかっていない。

 

質問2の客が見えてなければ有効な販促方法が打ち出せず、

質問3の規模がわからなければ、

この事業にどれくらいの経費がかけられるかわからない。

そんな理由でこの事業は絶対に立ち上がらないと

簡単に判断できるというわけです。

まあ時には運の良い人で例外もありますが・笑

 

とはいうものの、

質問2と3は、

コンサルティングなど外部のサポートも受けられます。

しかし

質問1のモノ、

これが決まっての質問2と3

どんなモノがヒットしやすいのか?

 

地方の中小事業者でのコツのひとつは、

ピンキリのピンを作る事

具体的にピンとは、その商品のカテゴリーの頂点

ここを意識してモノづくりが出来るか?

 

これが出来ればいくらの値段で売って、

そこに客が居るのか?

どうすれば売れるのか?

どのくらい売る事が出来るのか?

どのくらい経費がかかるのか?

どうすれば利益が出るのか?

その次はどうするのか?

このように考えていく事ができるのです。

 

まずはピンを意識して作りましょう。

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盗作盗用を要求してくる経営者

先日のブログの話

www.nabelog.net

この話には後日談がある

 

例のメーカーの代理店を営む旧知の社長曰く、

「メーカーのカタログに自社の社名を入れたものを

メーカーに頼んで作ってもらったら、

印刷費とは別に、

制作費として3万円かかると言われたので、

2万円でカタログ作ってくれへん?」

(そもそも2万円でカタログ作れって・・・)

 

社名入れるだけで3万て言われてるのに、

何で2万でやらなあかんねん?

一瞬、アンタバカなの?って言いそうになったけど、

ぐっとこらえて、(最近大人になった・笑)

「どんなカタログ作るのですか?」と聞いた。

 

社長曰く「メーカーと同じの!」

 

私:「印刷用のデータもらって私がオタクの社名入れるだけですか?」

 

社長:「いや違う、1から作って」

 

私:「写真とかデータをメーカーからもらえるのですか?」

 

社長:「くれへんから、カタログをスキャナで」

 

私:「それってメーカー知ってるんですか?」

 

社長:「知らんよ」

 

(それってパクリだし、盗作になるだろ?)

 私:「社長、それは盗作になりますから出来ません」

 

社長「何で?」

 

この時、確信した、

日本では義務教育で著作権について教えるべきだ!

 

前回の話より唯一進歩したのは、

制作費というソフトに2万円という値段をつけてきた事

しかし、

社名入れるだけで3万円て言われた事を、

知人を使って2万円に安くしようという魂胆が哀しい程ミエミエ・笑

作業量や盗作盗用などお構いなしに・・・

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