私の本業のダイレクトメール(DM)について
ネットはインバウンドマーケティングという、
客の方から見に来てもらわなければならない、
いわば待ちの手法です。(例外もありますが)
それに対して、ダイレクトメールは、
アウトバウンドマーケティングという、
客へ直接届ける事の出来る、攻めの手法です。
ネットの巨人あのグーグルでさえ企業に対してダイレクトメールを発送しています。
ダイレクトメールとは、
名簿を保有する顧客などに、郵便またはメール便で、
自宅や会社等の住所宛に印刷物を発送するものです。
本人に直接届ける事が出来て、複数の印刷物などを一度に送れます。
個人情報保護法が施行される以前は、
雛人形、五月人形、新入学、成人式、不動産購入など、
特定のターゲットに向けた、
高額商品の新規開拓目的のダイレクトメールが多かったです。
それは、法律に触れずに新規開拓用の名簿が作成できたために、
可能だった手法なのですが、
現在は通販や既存顧客に対してのものや、
キャンペーンやイベントなどで収集した名簿に対して
発送するダイレクトメールが多いです。
以前は、高額商品を中心に売っていたダイレクトメールが多かったので、
反応率はかなり低くても当たり前でしたが、
現在では、食品の通販などで使われる場合は、
高めの反応率を獲得しないと、採算がとれないケースが多くなりました。
ダイレクトメールは、実数で結果がわかるので、
避ける広告代理店などもあると聞いています・笑
私自身、通販のネットショップとダイレクトメールを両方やっているのですが、
アウトバウンドマーケティングツールとしての
ダイレクトメールの威力は十分感じています。
それは、ダイレクトメール発送後、ある一定の期間、
ネットショップの売上が急激に上昇するのです。
ダイレクトメールで眠っている需要をまず起こして、
追加の最新情報の取得と、注文したい手段としてネットショップを使ってもらう。
このように現代では、ダイレクトメールだけではなく、
ネットのホームページやSNSとも組み合わせて使うのが良いと考えています。
だから「以前は注文が結構あったけど、最近は少ないな~」
と感じているのであれば、
ハガキ一枚でも出してみれば変化が起こると思いますよ。
お客さんは離れたのではなく、毎日大量の情報に埋もれて、
忘れているだけなのかもしれません。
ダイレクトメールにはそれを解決する力があります。
予算も、安く作ろうと思えば、
自分で作るとハガキ1枚の値段くらいから出来るので、
小規模なものでも、実施するハードルが低く出来ます。