ローカルマーケティング

地方のマーケティング・産直食品通販広告制作者の備忘録

HP公開直後は山奥の看板みたいなもの

地方で仕事していると、ホームページを作ったら、
スグに結果が出ると思っている人が困った事にわりといますね。

確かにネットの黎明期には、
ネットショップ作ったら即、
注文が山のように入るといった武勇伝もありましたが、
現在ではそんな事は皆無です。

 

ホームページHP、Webサイトの事ですが、
一般的にはHPの方が馴染み深いので、
ここではホームページとHPを使います。

 

そのホームページの公開直後の状態の説明を
年配の方やネットに疎い方でも、
理解してもらうために、こんな例え話をします。

まあ実際地方では決裁権限者がそういう方になる場合が少なくないのでw

 

出来たてのホームページというのは、
山奥の車も入れない徒歩でしか行けない道の奥の藪の中に立っている、
新しくきれいな看板のようなものです。

看板は新しくてきれいで美しくても、
立っているのがそんな場所なので、
その場所を知っている身内の人は見るかもしれませんが、
他の人の目に触れる事がまず無いのです。

 

他にも看板が沢山あって、山の中の人目の少ない場所、
人里近くや住宅街のまあまあな場所、
県道脇、国道脇、高速道路脇などの
人の目につきやすい立地の良い場所に出ている看板が
とんでもなく大量にあるのです。

これがインターネットの中のホームページの状態です。

他には楽天というショッピングモールの中に入っている看板もあります。

そしてその看板を回って、
看板に何が書いてあるか、
どんな看板内容なのか、
いつ出来たのか、最近書き換えたのか、
今その看板がどこにあるのか、
どのくらいの人がその看板に興味があるのか、
ちゃんとメンテナンスしているのか、
などを自動で巡回して調べるロボットを持っていて、
そのガイドを作っているのが、
グーグルとかヤフーとかの検索エンジンなのです。

 

検索で出てくる順位が看板の立っている立地条件で、
内容が充実していたり、
多くの人が興味を持って見ていたり、
ちゃんと更新しているホームページの順位が上がってきます。

それ以外には、
広告料を払って目立つ場所に置いてもらう事もできます。

 

だから、頭を使って内容を考えたり、
見てもらう趣向を考えてみたり、
手間をかけて頻繁に更新したりするか、
お金を使って広告して、
育て続けなければ
ホームページをビジネスの戦力として使う事は難しいのです。

 

ホームページは良いものを作るのはもちろん、
公開してからも大事ですよ。
という説明をしています。

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