ローカルマーケティング

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ネット注文からのお届け期間は売上に影響する

こんな記事を見つけました

ユニクロ/Eコマース、翌日配送サービス中止で伸び鈍化

lnews.jp

ユニクロがネット注文の翌日配送を中止したら、

売上が減ったという話

 

ネットショップの客の動向として、

買う前はあれこれ悩んで、

比較検討の為に時間がかかる人も多い、

時には何日間も購入を悩む方がいますが、

注文ボタンを押した瞬間に、

スグ商品が欲しいと思うもの。

これが消費者心理です。

 

ネットショップ側は、

あんまり重要に考えていないところもあるようですが、

注文から商品をお届けする期間:リードタイムは、

かなり売上に影響します。

 

記事のように、

あの天下のユニクロでさえ影響があるのです。

 

特に食品の場合は、

一番食べたい時は注文するときなので、

出来ればその熱が醒めないうちに届くのが良いです。

 

もうひとつ、

早く届くと、早く消費が始まるので、

リピート時期も早まります。

 

早く届けようとするとオペレーションが大変・・

と、ネットショップ側は思うようですが、

出荷作業や在庫管理は、

ほとんどのケースで、

リードタイムが短い方が上手くいきます。

 

信じられないかも知れませんが、

ミスが多く、コストも嵩んで、上手くいかない原因は、

実はリードタイムが長い!というケースがあります。

 

リードタイムが短い方が、

客にとって魅力となり、注文が増えて、

オペレーションも上手くいくという事があるのですよ。

 

「注文情報を出来る限り早く貰った方が上手くいく」

と、思うのはあなたの錯覚かもしれません。

 

また人手不足の現在では、

宅配便の現場でも慢性的な人員不足となり、

今後益々、配送の状態に影響してくる事が予想されます。

 

夕方出せば確実に翌日に届く範囲が、

これまで通りであるとは限らず、

この調子だとコストも必ず上がります。

 

注文してからのお届け期間:リードタイムとは、

当然、お客様の手に届くまでの期間なので、

お客様に届くリードタイムも、

今まで、宅配便に助けられていたところがあるという状態から、

自助努力をしていかなければいけない時だと思います。

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