ローカルマーケティング

地方のマーケティング・産直食品通販広告制作者の備忘録

学力とは学ぶ力であり、成果は講師の技量では無い

普段からわりと積極的にセミナーや勉強会等へ行きます。

興味のある事柄、興味のある人、仕事の関連様々です。

私自身もセミナーや勉強会の講師をすることもあります。

先日、

「なんで講師もしているのに人の話を聞きにいくのですか?」

「時には明らかに経験値の浅い人が講師でも役に立つのですか?」

と聞かれた。

 

私はこう考えている

「セミナーの成果は、講師によるものではなく、受講する側の学ぶ力」

 

子供が中学生になった時にこんな話をしました。

「学力を身につけなさい、

学力とは学ぶ力だと思っています。

世の中は常に変化していきます。

しかし学ぶ力を持っていれば対応できます。

学ぶ力とは教えてもらう先生の技量は関係ありません。

教え方の上手い先生にあたるとラッキーですが、

残念ながらそんな先生は数少ないです。

でもクラスで同じ授業を受けているのに、

学力の差が出てくるのは、

それは人それぞれに学ぶ力が違うからなのです。

だからどんなものからでも学べるという、

一生役に立つ学ぶ力を身につけなさい」

 

実際に様々なものから気付きを与えてもらえる。

単純に知識として必要な場合もあるが、

仕事に必要な知恵の源泉は気付きである。

 

仕事柄アウトプットが必要なのだが、

何もないところからアウトプットは出来ない。

普段の生活からその工夫はしているが、

セミナーを聴講しにいく一番の目的は質の高いインプット

セミナーは、人を通して見た物事をわかりやすく説明してくれる

それを聞いている自分から出てくる気付きを得られる時間なのです。

もちろん知らなかった知識を与えてくれる場でもあり、

知っている知識でも角度を変えた見方を教わったりもする。

 

セミナーの人気講師って、

ようするに学ぶ力が低い人でも満足させられる人だと思う。

池上彰さんなんかその典型でホントにわかりやすく説明する。

 

全てのセミナーがアタリではないし、

時にはハズレだなと思う時もあります。

しかしそんな時は、

それで成果を得られない自分の学ぶ力の無さを認識します。

でも中には、上っ面の項目だけを流しているようなセミナーもあるので、

そこは要注意ですね。

去年気がついたのは、時間が短すぎるのは要注意だな~

「それで終わりかい!」ってのもある・笑

また、聴衆に無理に質問をひねり出させたり、

会場全体を巻き込もうとしているセミナーはあまりいいのが無い。

逆に浅くなりすぎて面白みに欠ける傾向になるのでこれも要注意。

 

まあセミナーは、

受講側の姿勢一つで、

良い学びの場になるのは確かですよ。

f:id:nabelognet:20170201110605j:plain

Copyright © Direct Response co., ltd, All Right Reserved.