宅配便の再配達問題
通販には欠かせない宅配便ですが、
人手不足はかなり深刻で、
もうこれ以上は無理だという話も聞きます。
とにかく少しでも効率化したいという事で、
業務の中でも再配達を減らしたいというので、
最大手のヤマトも様々な取り組みをしています。
この中でも新しく
Myカレンダーというサービスで、
受取可能な日時を登録しておくという事も始めています。
元々あった、
配達日時指定も便利なサービスですが、
どちらかというと、
不在を少しでも減らせて配達側の効率化も出来る
双方にとって都合の良いものだったのです。
しかしこの配達日時指定でも、
約2割の不在があるようです。
他にも割引してみたり、ポイントつけてみたり
その方法では多少の改善はあるものの、
根本的な問題解決にはならないようでした。
そこで、
パナソニックが福井県あわら市で宅配ボックス実証実験
共働き率の高い福井県あわら市の共働き世帯に
パナソニックの宅配ボックスを置く実験
結果
再配達率が49%→8%に激減!
都市部でも昼間の在宅率は半分以下くらいだけど、
このグラフでもそんな感じである。
報告書によると、
労働時間と走行距離が約25%も改善するとのこと
これだけ改善すると、
この方向へ動くだろうなぁ~
人手不足問題に、
環境問題も絡めているから、
かなり実現性は高いような気がします。
一戸建て、マンション両方で、
新築時は宅配ボックス設置が必須になり、
宅配ボックス設置の家には助成金が出る。
こんな感じになるのだろうかと思いますが、
誰がどのくらい負担するのか?と揉めて、
宅配ボックスの製作と設置の仕事が増えますな~
早咲きの桜が咲き始めてメジロが姿を見せるようになりました♪