ローカルマーケティング

地方のマーケティング・産直食品通販広告制作者の備忘録

季節の先取り企画は売れる

食品ビジネスに大切な「旬」

春・夏・秋・冬の四季

日本の食品ビジネスでは、

この四季がかなり重要な要素です。

そしてそれに付随する重要な「旬」

旬のジャストな時期に、

旬のものを売るというのは重要です。

それが当たり前のことなのですが、

お正月やクリスマスや節分などの

イベント当日が指定される場合はいいのですが、

結構漠然としている食品の旬とか旬の食べ物、

これを販促企画に落とし込む場合は、

どうやるのか?という話です。

 

季節の販促企画は前倒し気味が丁度良い

ズバリ季節物は季節前半に売れます!

余程のイレギュラー要因が無い限り、

相場でも初物の初値が一番高いように、

旬の前半と後半では、やはり前半が売れます。

日本の消費者は、旬の兆しに敏感なので、

季節感の先取りをイメージしたものを好む傾向が高いです。

 

夏向きは南から、冬向きは北から

東西南北、標高や海流の影響で、

季節感の多彩な日本列島は、

季節の進みが地方によって変わります。

先取りをする場合には、

ベクトルが夏向きの場合は、

夏への進行が早い南の地方から

反対の冬向きの場合は、

冬への進行が早い北の地方から

商品や情報などを取り入れると良いです。

TVニュースの季節便りでもそういう傾向が見られます。

例えば、

「鹿児島では、ひと足早く桜が咲いています」という情報と、

「青森では、ゴールデンウイークにようやく桜が咲くのです」

という情報では、

販促向きなのは早い方が圧倒的に売れるのです。

 

転進ポイントは、立春・立夏・立秋・立冬

二十四節気の中でも重要な節気

立春・立夏・立秋・立冬を四立(しりゅう)といい、

それぞれの季節が始まる日です。

販促企画では、

この日以降を目安に、

例えば「立春以降は春企画」にします。

 

立春:2月4~5日

立夏:5月5~6日

立秋:8月7~8日

立冬:11月7~8日

 

これ良く日付を見ると少し早目ですよね?

これが実は販促には丁度いいのです。

 

立春の2月4日って、まだまだ寒い季節です、

大雪の日とか、一年の最低気温を記録、

インフルエンザの罹患率もピークだったりします。

こんな時に春のイメージを打ち出してどうなの?と、

思われるでしょうが、

でも大丈夫、

2月に入れば日照時間が長くなるので、

晴れて風が止まると日差しがきつく感じます。

たった一瞬でも、この感覚が大切なのです。

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