ローカルマーケティング

地方のマーケティング・産直食品通販広告制作者の備忘録

六次化商品開発のキモは「売れ筋、ど真ん中やや高め」

六次産業化では加工が大事で、

売れる商品が作れる商品開発力を鍛える事というお話

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では、具体的に何をするのか?

一品目の商品開発は売れ筋商品群を狙う

出来れば六次化の1品目に当てたいという思い。

それ、かなり正解です。

当たらない商売は面白くないので、

事業化しにくいです。

 

そこで一つのキモを

売れ筋商品群を狙う

このブログの読者とか、

普段の私の仕事ぶりを見ている人は、

「ローカルでゲリラ戦やっているやつが何を!」と

思われるかも知れませんが・笑

1品目を当てに行く時は、

意外にも売れ筋商品群を狙います。

 

やはり売れ筋商品は需要が多いので、

絶対数売れる数が圧倒的に多く、

オコボレをもらいやすい・笑

 

あと、

需要の有る売れ筋商品は説明がいらない

世の中には無い、世界初、業界初、パイオニア、

見た事の無いような商品をヒットさせたい!

もちろん願望は有りますが、

世の中そんなに甘くは無い・笑

 

これまで見た事が無い商品で、

商品の使い方、食べ方すら分からないような商品は

その商品の説明からしないといけないのです。

これって実はかなり大変なことなのです。

 

その点、売れ筋商品には既にお客様がついており

お客様は、その商品に対して利用した事も基礎知識もある。

売れ筋商品とは認知度と使用頻度が高い商品です。

しかし、既に大手メーカーなど業界の強者が居る世界。

新規参入弱者が同じ方法では売れません。

 

そこで、差別化するのです。

そうです、

差別化とは従来品との違いを強調するので元が無ければ出来ない

この売れ筋商品のカテゴリーには、

沢山の需要があるので、

実は差別化商品が売れる許容量もあるのです。

しかし、同じものでは売れません。

 

一つのやり方は、

品質を保って、価格を安く売る

ど真ん中の低めを攻める方法

加工や販売が得意ならここから攻めても良いです。

 

しかし、一次産業の生産者ならば、

品質と価格をやや高く

ど真ん中やや高めを攻める方法を選択する方が良いです。

 

この

「売れ筋、ど真ん中やや高め」

この位置をマーケティング力で正確に測り、

商品力で成果を狙う

これが六次産業化の商品開発の一つのキモなのです。

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