ローカルマーケティング

地方のマーケティング・産直食品通販広告制作者の備忘録

原発のネーミングには都道府県名を入れるべき

東日本大震災の日3.11

巨大津波も衝撃だったけど、

今もなお多大な影響の残る原発事故

 

やはり食品業界では今でも影響が無いとはいえない。

世界的にも「フクシマ」は有名になってしまった。

事故を起こしたのは、

福島第一原子力発電所

事故前は、

太平洋の海岸の国道沿いに

突然栄えた町が何キロも続く様な

原発誘致の恩恵の影響が大きな町だった。

 

関西の距離感に比べて、

福島県は面積がものすごく大きい。

その大きな面積の中で、

原発事故の直接的な影響があったのは、

限られた範囲なのに、

福島県全体で風評被害を未だに受けている。

残念ながら消費者感覚は、

フクシマは福島なのだ

哀しいけれど可哀想だけど

連日あれだけフクシマと報道されれば

細かい場所の区別などつかない。

マーケティングで考えれば、

福島第一原子力発電所を

福島原発と報道するからフクシマが先行する

ネーミングとはそういうものだ。

 

一方で関西の近くに原発があるのは、

原子力発電所誘致県である福井県

福井県はフライパンのような形をしているのだが、

その柄の細い部分に原発を集中させている。

ようするに他府県に近くなる場所に建てているのだ、

滋賀県と京都府の県境沿いに

原発を建てているといっても過言ではない。

また、兵庫県や岐阜県にも近い。

若狭湾沿いに原発を立てているのだが、

敦賀原発

美浜原発

大飯原発

高浜原発

この名前を

福井敦賀原発

福井美浜原発

福井大飯原発

福井高浜原発

こう名乗るべきなのだ

なんなら

福井第一原発

福井第二原発

福井第三原発

福井第四原発

でもいい

原子力発電所の立地利益を享受できる、

メリットがあるのは福井県だけであり、

認可するのは福井県民が選んだ福井県知事なのだから、

「フクイ」がリスクを負うべきだと思う。

隣接他府県の人々は、

せめてものリスクヘッジに

福井県の全ての原子力発電所の冠に、

福井の名を入れさせるべきだと思う。

世界中に「フクイ」が原発で拡散するリスクがあることを

福井県民全体でしっかりと認識するべきだと思う。

そうしたらもう少し真剣に考えるのではないか?

 

全国各地の原発にも

ネーミングには都道府県名を入れるべきで、

再稼働するならその県民全体にリスクが有る事を

はっきりとわかるようにすべきだ。

原発反対派の人たちも、

原発に地域限定名を付けている事で、

巧妙に住民が分断されている事を

ちゃんと認識した方がいい。

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