昨年秋頃から年始にかけて
ポスティングでポケットWifiキャンペーンを展開する
暮らしナビ(株)
3月に入り大阪でもキャンペーンがスタートしたので
その事をブログで取り上げた
SNSやブログをみた方々から
「ウチも入っているよ」という
情報が数件寄せられたのだが、
そこから推察されるのは、
大阪府のかなりの広範囲でポスティングされている。
ということは、
大阪府には400万世帯ある。
かなりの枚数を印刷しているので、
このチラシには相当な実績があるのだろう。
関東で先行してやっているので、
反応率やコスト計算もちゃんと出来た上で、
相当な予算を投入していると思われる。
そして新たな情報が入った。
先週大阪の他地域に
新しい暮らしナビのチラシがポスティングされている。
左が新しいチラシ
受付期間以外は全く同じである。
ここから読みとれるのは、
日付を変えている点
印刷は枚数を増やす程コストは安くなる。
特にこの薄手の上質紙っぽい紙では大量の方が安い。
それにも関わらず日付を変えるのは、
電話での受付が多い、
もしくは受注に手がかかるので、
その為の人員の数を考えて、
反応率から一度の投入枚数を決めているのだと考えられる。
そして注目すべき2点目は、
ちゃんと期間を決めて締め切りを設けている点
広告主はいつもまでも受け付けした方が良いと
希望される方が多いのだが、
この手のものは絶対に期限を切った方が、
反応率は上がるものです。
反応数は、受付期間開始直後(ポスティング直後)
2日~5日でピークになり徐々に下火になる。
そして締切前にまた上がる。
こんなパターンが多い。
期間を
3月8日(水)~3月20日(月・祝)
3月15日(水)~3月26日(日)
これで見事にピークをずらしているので、
効率的な人の配置ができる。
そしてこの3点目が只者ではない
締切日が
3月20日(月・祝)と3月26日(日)
同じ期間では無いのだ!
ちゃんと明日から平日の日を選んでいる。
超ド級のノウハウになってしまうのでw
これ以上あんまり詳しくは書けないが、
これは相当な実力のマーケッターでないと
こんな事は出来ない。
というわけで、
このポスティングチラシ
かなりの予算とノウハウが詰まったものである。
販促手法とチラシデザイン的には
高齢の情報弱者をターゲットにしているのだろう
だからこんなブログとかネットの世界で、
色々書かれても痛くも痒くもないのだと思う。