こんな記事を見つけました↓
この記事、確かに正論で良い事をいっているな~と思います。
食品業界の制度が問題という主張だが・・・
誰も最初から廃棄ロス出そうと思ってね~よ!
そもそも廃棄ロスが予測できるのなら廃棄ロスは出ね~よ!
予測できない廃棄ロスを回収して配るコストは誰が負担するんだ?
と叫びたい・笑
言っておくが、
私は食品を大量廃棄して良いなどとは思っていない!
取り組みは立派だと思うし、
この記事の中にも出来そうな事はある。
賞味期限の問題とかは確かにそうだが、
販売側有利の業界の慣習とか、
消費者の過剰クレーム、
正論という名のマスコミの情報操作、
保健所や行政の過剰規制、
そういうものから生産者を
守られるようにしてあげる事が先だと思う。
しかし今、
現時点で食品業界に籍を置いていないからあえて言おう
食品ロスが起こる一番の原因は、消費者を便利にするためだ!
「食品ロスが出る理由」は、
品切れをしない売り場を維持するためだ!
毎日好きなものをスーパーで買えて、
お腹がすいたら近くのコンビニで弁当が買えて、
ケーキを作ろうと思い立てば材料を買いにいける
突然レストランに入ってもちゃんと食事が出来る
消費者が欲しいものを欲しい時に、
潔癖な状態で買えるように、
店に並べておくって、
神業だと思いませんか?
こんな社会を作る為に廃棄ロスは出る。
恵方巻きの廃棄ロスを作らないようにするには、
最低でも恵方巻き購入の予約は1年前にする。
予約以外は買えない。
キャンセルなど出来ない。
2月3日は店側の時間指定で客が来店する。
一年前の2月上旬に締め切った予約数で、
米づくりから始める。
誰がこんな予約してくれるの?笑
しかもコンビニとか大手スーパーは、
店が注文したのに品切れ出すと、
メーカーにペナルティを払わすのですよ。
天候とかで毎日売れる数は変わるし、
注文情報が納入側へ来る時には、
既に商品が全て出来上がっていなければいけないタイミングなんだよ。
品切れしないように余分に作るしかないだろ?
記事は、ポピュリズム(大衆迎合主義)的な正論だが、
なぜ消費者の利便性を制約する事を書かない?
全ての商品を予約制にして規制すれば済む話だが、
社会主義の統制経済のようになるし、
そもそも消費者から支持されないからでしょ?
廃棄ロス問題は難しい、
食品メーカーだけが悪いなどという事では決して無い。
日本という潔癖で便利な国の暗部だともいえる。
廃棄禁止を法制化するのは良いと思うが、
最終的にそのコストは消費者が負担する事になり、
不便さを消費者が許容しなければ成り立たない。